歯周病治療

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歯周治療のエキスパートによる先端治療

歯周病の総合治療

浦野歯科診療所の院長は、歯科医に対して歯周病・最先端の再生療法などの研修を提供しているJIADS(The Japan Institute for Advanced Dental Studies)理事長も務める歯周病治療のエキスパート。浦野歯科診療所では歯周病をはじめ国内外の最新技術に精通するだけでなく、各分野のトップレベルの専門医とも積極的に連携、歯周治療、歯内療法、インプラント、補綴治療からメインテナンスまで、あらゆる分野を横断し、患者さんお一人にとって最適の治療を総合的に判断することが可能です。症状によっては、各分野の治療を連携することで見違えるような結果を得ることがあります。

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歯垢1gの中には約1000億個の細菌が生息

歯周病とはプラーク(歯垢)の中にひそむ歯周病菌による感染症です。プラーク1mgの中に1億個の細菌が発見されています。プラークは一度歯に付着するとバイオフィルムという自らが作った膜に守られ、歯ブラシで磨いただけではなかなか落とせません。このバイオフィルムの中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を放出するようになり、歯肉に炎症を起こします。痛みはほとんどありませんが、放っておくと歯周ポケットが深くなり、歯周病菌の増殖しやすい環境となり重症化します。

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20歳代で約7割、30~50歳代は約8割が歯周病

日本における歯周病の有病率は20歳代で約7割、30~50歳代は約8割、60歳代は約9割に達しており、歯を失う原因の第1位となっています。歯周病は虫歯と異なり、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。そのため、気付いた時にはかなり進行していて、抜歯しなければいけないということもあります。歯周病は完治することはありません。また、歯周病は口内だけではなく、糖尿病や心臓病などの全身疾患や、早産・低体重児との関連性も数多く報告されています。生活習慣を改善し、歯周病菌や歯石の除去を定期的に行い、歯周病予防だけでなく全身の健康を守っていきましょう。

歯周病セルフチェック

歯ブラシをしてゆすいだときに、少し血が混じっている。こんな経験をされた方は、意外と多いのではないでしょうか? 歯周病は「Silent disease(静なる病気)」といわれ、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。歯周病とは無縁と思っている方も油断禁物。以下の歯周病チェックをしてみください。

一つでも当てはまるという方は、当院でご相談ください。

歯周治療の進め方

浦野歯科診療所における歯周治療の考え方

歯周病は、バクテリアの停滞とそれに対する抵抗力とのバランスで進行します。歯周病菌のゲノムの解読も完了し、将来的にはこのような抵抗力に働きかける遺伝子治療が可能となると思われますが、実際の治療現場での活用はもう少し先の話でしょう。やはり現在の歯周治療はバクテリア、実際には、これら複数のバクテリアで構成された歯垢(プラーク)が歯周治療のターゲットになります。

perio_5プラークが再形成されやすい環境、言い換えれば再発しやすい環境を残したままで、Stability(長期的な安定)を達成できません。皆様に何度も「同じ問題」で悩んでいただかないためにも、安全・適切な外科処置の選択をお勧めすることもあります。外科処置時には、麻酔専門医による静脈内鎮静法により、快適に治療をお受けいただくこともできます。

歯周病は慢性感染症なので完治することはありません。細菌の活動を効果的に封じるには、確実で適切な治療を継続して行うことが何より重要です。

STEP.1歯周精密検査

歯周ポケットの深さ、歯肉出血の状態、歯の動揺度、プラークの付着度など、現在の病状を把握するため、レントゲンや口腔内の写真、模型、歯周組織検査、細菌検査などを行います。

STEP.2歯周基本治療

精密検査の結果をもとに、可能な限りプラークを口腔内から取り除きます。この処置の基本は、ご自身での清掃になります。歯ブラシや歯間ブラシ、フロスの使い方をご説明させていただきます。セルフケアでは対処しきれない歯ぐきの中の歯の根に付着したプラークを、トレーニングを受けた歯科衛生士が除去、歯周病の治癒を促します。

STEP.3積極的歯周治療

歯周病が進行すると、基本治療のみでプラークを除去できないことがあります。また、除去できたとしても再度プラークが形成されやすい環境が残る場合があります。
この様なときには、積極的にそれらの問題を解決するため、外科処置が必要となることがあります。歯茎を切開し、歯の根をに付いた汚れや患部を取り除くフラップ手術を行います。

STEP.4メインテナンス

歯周病は完治することはありません。しかし、部分的な再生療法や、適切なプラグラムのもとで現状を維持していくことは可能です。ブラッシングが上手い人でも2~3割の磨き残しがあると言われてます。定期的に専門医によるメインテナンスをおうけいただくことで、より安定した状態を維持することができます。

歯周組織再生療法

失われた歯周組織を再生する治療法

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歯周病が進行すると、歯根膜や歯槽骨といった歯を支えている歯周組織が破壊されます。治療により細菌を除去することで歯周組織の健康は取り戻せますが、失われた歯周組織は自然には元の状態へ戻りません。

歯周組織再生療法とは、歯周組織の破壊の程度が限定的な段階であれば、失われた組織を回復することで、歯を抜かずに保存することも可能になる画期的な療法です。

エムドゲイン法

エムドゲインゲルはスウェーデンのビオラ社で開発された歯周組織再生誘導材料です。豚の歯胚から抽出したタンパク質を用い、歯が生えるときの環境を擬似的に再現、再度骨を歯の周囲に呼び込み歯周組織の再生を誘導します。

※歯周組織再生療法の効果には個人差があります。事前の徹底的なスケーリング、毎日のプラークコントロールによって成功率は大きく左右されます。また、進行した歯周病や、骨の吸収が多いと再生が困難な場合あります。詳しくは当院までご相談ください。